お知らせ一覧

お米の脱穀・もみすり&防犯訓練

園日記 / 
2023.11.16

お米の脱穀・もみすり

今日は以前5歳児クラスが田植え、稲刈りをしたお米の脱穀ともみすりを行いました。

毎日食べているお米ですが、子どもたちはもちろん私たち保育者も、実際にどういう流れを経て食卓にあがるか知らない人もたくさんいると思います。お米づくりに実際に携わる機会がないと、細かい流れを知るのは難しいかもしれません。そこで、今回せっかくの機会なので子どもたちと一緒に稲穂からお米になるまでの過程を見る経験として子どもたちの手で脱穀やもみすりを行いました。

現在は稲刈りから、脱穀、もみすり、精米に至るまでほとんどが機械で行われていますが、昔は全て手作業で行っていたそうです。
稲を刈り、稲穂から籾を外し(脱穀)乾燥させてから、籾の外側のもみがらを取り除いて玄米にする工程を「もみすり」と言います。


☆脱穀☆

脱穀に使う道具は割り箸です。割りばしの片側を輪ゴムで挟んだものを用意し、先端を少し広げて、稲穂の根元を開いた部分に差し込みます。
片方の手で押さえながら引っ張ると、そのままもみが外れて下に落ちます。


子どもたちもこの作業に挑戦してもらいました。
初めての作業でしたが、だんだんとコツをつかんで上手にできるようになってきました。
「たのしいー💛」といいながら集中して取り組んでいましたよ😊

☆もみすり☆

脱穀がおわるとつぎはもみすりです。

もみすりに使うのは、すり鉢と軟式の野球ボールです。

まずすり鉢にもみを入れます。
軟式のボールをもみに押し当てながらぐりぐりとすりあげていきます。
これを何回か繰り返すともみ殻が外れていきます。


子どもたちも挑戦!もみ殻が全部外れるのに時間が掛かりましたが、子どもたちは根気強く取り組んでいました。

もみ殻が外れてきたら息を吹きかけ、もみ殻を飛ばします。
米は重いので軽いもみ殻だけ飛んでいきます。

みんなで1時間ちかく作業し、2クラス合計で2合のお米になりました。


お米を手作業で作るのはこんなにも大変なことなんだと子どもたちも実感したようです。
機械が無かった時代の、手作業による脱穀やもみすりは、大変な重労働だったのですね。
いつも食べているお米になるまでの色々な過程を知る機会になってくれたかな?。

お米を作ってくれる農家さんや、お米を美味しく食べられる事に感謝して、残さず食べるようにしたいですね。


このお米は後日、給食のごはんに混ぜて炊いてもらいます。玄米のまま、白米に混ぜて炊くので、自分たちで作ったお米を見つけることができるか楽しみです😊


防犯訓練

地震や火災の避難訓練とともに、今日は不審者が園内に侵入した時の防犯訓練を行いました。
万が一不審者の侵入が確認された場合、「不審者が侵入しました」と大きな声で伝えると余計に不審者を刺激してしまう可能性があります。
その為、園でのみ通じる合言葉を設定し実施しました。

その合言葉を放送や声で伝え、急いで保育室に避難する訓練をおこないました。

昨年度に一度実施したので、今回は事前に伝えず合言葉を伝える訓練をしてみました。
結果はほぼ全員合言葉のことは忘れていました😊
部屋に戻りどうして避難したか分かる?と聞いても??のこどもたちだったので再度説明をしました。去年は1度しか防犯訓練をせず、子どもたちは忘れてしまっていたようなので、今年は避難訓練とあわせて何度か実施していきたいと思います。

この合言葉は園外保育時など園外でも緊急時に使用します。
合言葉の内容はここでは伝えられませんが子どもたちには伝えていますので、また話を聞いてみてくださいね。

本日の給食メニュー  🍊マクロビオティックメニュー🍊

・厚揚げの野菜あんかけ
・マカロニサラダ
・花麩と貝割れのお吸い物
・発芽玄米入り五目ごはん
・みかん

最新のお知らせ
カテゴリー